こんにちはヴァンナチュです。
私はソムリエをしているのですが、店ではワインセラーと業務用冷蔵庫を使っています。
赤ワインや白ワインでも熟成したものなどはワインセラーに入っており、冷たい状態でお出しする白ワインは業務用冷蔵庫に入っています。
業務用冷蔵庫が壊れたか!?
ある日、急に冷蔵庫からカタカタと音がしはじめました。
なんとなくですが、コンプレッサー部分(温度調節のつまみがある部分)から鳴っているように感じます。
そして温度も冷え切らない感覚・・・温度つまみを「強」にしてみると翌日は異音もなく庫内も冷えていました。
そして数日後、ふと気付くと、冷蔵庫内のファンは回っているし、コンプレッサの所のファンも回っているのに、冷蔵庫の中が全く冷えていない・・・
とうとう冷蔵庫が壊れたか><
以前から冷蔵庫のフロントにあるフィルター部分は「掃除した方が良い」と、業者さんからよく注意を受けていました。
ここは確かにほこりが付きやすく、またうちの店の冷蔵庫はそこにはめる網状のフィルターがなくなってしまっているので、中を覗くとほこりがたくさん詰まっていたのです^^;

フィルターに多くの埃が

奥が見えない・・・
自分でやってみた対策
なんとか直らないかと、まずはここの全面のフィルタイー内部を掃除してみます!
そこで購入したのがこれ!
掃除機の先につけるいろんなタイプのノズルです。
で、これだけでは隙間に入らないので、さらにこのノズル先端部分にガムテープでストローを固定し、そのストローをフィルターの間に入れて埃を吸い取りました。
ストローをつけた掃除機の写真を撮るの忘れました・・・
1時間くらいかけて、いえ、もしかしたらもっと時間をかけて掃除!
かなりキレイになったのですが、やはり冷蔵庫が冷えません><

冷蔵庫の業者さんをよんでみた
店には時々、飛び込み営業にくる業者さんがいます。
冷蔵庫の無料点検です~と言ってやってくるのですが、だいたいはフィルター内部が汚いことや寿命の話などをして年会費式の会員のことや何かあったら修理に来てくれることを言って帰ります。
まさか、自分たちが呼ぶようになるとは思いませんでしたが、まっさきに相談しようと思ったのが、この業者さん、営業って大事ですね(笑)
今回は、買い換えた方が良いのか修理できるか、ひとまず見てもらえませんかという電話をしました。
業者さんは、到着するなり冷蔵庫を確認して「うん?コンプレッサーが動いていないですね・・・」と言いながら、コンプレッサの入っている温度調整するつまみのある部分を開き始めました。
そして中に書いてあった回路図を見ながら、「うんうん・・・わかってきた。これかな。」と言いながら黒いボタンをパチンと。
ヴィーン
音がしながら、コンプレッサが動き始めました!!
「おっ。動きましたね^^」

この黒いボタンです
「霜取りの状態になっていたみたいです。まだ分かりませんが、霜取りのタイマーが壊れたか調子が悪いかで、ずーっと霜取り状態になっていたのではないかと思います。
これで温度が下がってくれたら良いのですが・・・」
と言いながら、冷えるまで少し待ちましょうということに。
その間にフロント部分のフィルター内部をライトで照らして
「キレイですね!?これ自分で掃除したのですか??どうやって?」
とすごく褒めてもらえました(笑)。

きれいにしたフィルター。分かります?

向こうが見える

拡大するとよくわかります
冷蔵庫が冷え始めた
そうして、少し待っていると庫内の温度も下がり始めました!!
どうやら、やっぱり霜取りタイマーの故障だったようです。
交換だと○○円と説明してくれましたが、今回はとらえずこのまま使ってみることにしました。(だってもう一回止まっても、どうやってタイマーを解除するか分かったし^^)
それを伝えると、

はじめに料金説明するべきだったけど、つい触ってしまってボタン押して動いたので工賃はもらえません。出張費だけいただいてもよろしいでしょうか
とのことで、今回は出張費の5,000円だけお支払することになりました。
もともと、買い替えを考えていましたし、修理も安くても数万円だろうなと思っていたので、もちろん渋らずにお支払いしました^^
修理しても再発する不安なども覚悟していたのですがボタン1つでひとまず動くようになったので、大満足です!!
まとめ
業務用冷蔵庫のファンが動いているのに冷えないときは、霜取り解除のスイッチを探してみる!